ネットワーク応用

ある企業がAzure Firewall配下のVNet内に複数のWebサーバーをデプロイしています。セキュリティ要件により、Webサーバーは「特定のオンプレミスIPアドレスブロック(10.0.0.0/8)からのインバウンドHTTP/HTTPSトラフィックのみ受け入れ」、「すべてのアウトバウンドはFirewall経由で外部ドメイン許可リスト経由のみ」とする必要があります。この構成で実装した場合、期待される動作は何ですか。

A.Network Security Group(NSG)のみで両要件を実装でき、Firewallルールは不要になる
✗ NSGはステートフルファイアウォールですがFQDNベースのアウトバウンドフィルタリング機能がありません。ドメイン許可リスト制御にはFirewallが必須です。
B.NSGでインバウンド許可ルールを設定し、Azure Firewallでアウトバウンドドメインフィルタリングを実装する← 正解
✓ 正解です。NSGでインバウンド(IP範囲ベース)を制御し、Firewallのアプリケーションルールでアウトバウンドドメインフィルタリングを実装するのが標準構成です。
C.Azure Firewallでインバウンド・アウトバウンド両方を一元管理し、NSGは削除する
✗ Azure Firewallはネットワーク層のサービスであり、NSGと異なる役割です。両者は補完的に機能し、NSGの削除は推奨されません。
D.オンプレミス側のルーターでインバウンドを制限し、Azure側ではアウトバウンドのみ制御する
✗ オンプレミス側の設定のみではAzure環境内のセキュリティを保証できません。Azure側でも防御層を実装する必要があります。

この問題のポイント

NSGでインバウンド(IP範囲ベース)を制御し、Firewallのアプリケーションルールでアウトバウンドドメインフィルタリングを実装するのが標準構成です。

AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals の問題一覧