難問・アンチパターン定義問題

ある企業が「DRの要件(RTO: 1時間以内)を満たすためにAzure SQL Databaseのポイントインタイムリストア(PITR)だけを使う」設計を採用しました。問題点はどれか?

A.PITRは自動バックアップが必要であり手動で設定が必要なため利用できない
✗ PITRはAzure SQL Databaseで自動で有効になっており手動設定は不要。
B.復元に時間がかかり復元先が新DBになるため、RTO 1時間以内のDRには自動フェイルオーバーグループが適切← 正解
✓ 正解。PITRはデータの誤削除・誤操作からの時点復元に有効だが、大規模DBの復元には時間がかかり(数十分〜数時間)、復元先は新しいサーバー/DB名になるため接続文字列の変更が必要。RTO 1時間以内の厳しいDR要件には、自動フェイルオーバーグループ(フェイルオーバー時間:数秒〜数分、接続文字列変更不要)が適切。
C.PITRはリージョン全体の障害時でも同一リージョン内に復元できるため問題ない
✗ PITRはプライマリリージョンのバックアップからの復元。リージョン全体障害時は地理冗長バックアップ(Geo-restore)またはGeo-replicationが必要。
D.PITRのバックアップ保持期間は最大7日間のみのためDRには使えない
✗ PITRの保持期間は最大35日(デフォルト7日)。長期保存はLTR(最大10年)を使う。

DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentals の問題一覧