データの基礎比較
データウェアハウス設計における「トランザクションファクトテーブル」と「スナップショットファクトテーブル」の違いとして正しいのはどれか?
A.トランザクションファクトテーブルはOLTP専用で、スナップショットファクトテーブルはOLAP専用である。
✗ どちらもデータウェアハウス(OLAP)設計のパターンです。OLTP専用・OLAP専用という区別ではありません。
B.トランザクションファクトテーブルは各ビジネスイベント(注文・支払いなど)を1行として記録し、スナップショットファクトテーブルは特定時点(月末残高など)の状態を定期的に記録する。← 正解
✓ 正解です。トランザクションファクトテーブルは発生したビジネスイベントを都度1行として追記し、行数は無制限に増加します。スナップショットファクトテーブルは特定の時点(日次・月次など)の状態値(在庫残高・口座残高など)を定期的に記録し、時系列での状態変化分析に利用されます。
C.スナップショットファクトテーブルはリアルタイム更新が必要で、トランザクションファクトテーブルはバッチ処理専用である。
✗ 両者ともバッチ処理・定期ロードで運用されることが一般的です。スナップショットはむしろ「定期的な記録」が本質で、リアルタイム更新は必須ではありません。
D.トランザクションファクトテーブルはディメンションへの外部キーを持たず、スナップショットファクトテーブルのみ外部キーを持つ。
✗ どちらのファクトテーブルも時間・商品・顧客などのディメンションテーブルへの外部キーを持つのが標準的な設計です。
この問題のポイント
トランザクションファクトテーブルは発生したビジネスイベントを都度1行として追記し、行数は無制限に増加します。スナップショットファクトテーブルは特定の時点(日次・月次など)の状態値(在庫残高・口座残高など)を定期的に記録し、時系列での状態変化分析に利用されます。
「データの基礎」の他の問題
ある製造工場がQC検査ラインで以下4種類のデータを収集しています。「半構造化データ」に分類されるのはどれか?ある銀行が2つのシステムを運用しています。①ATM出金処理(毎秒数千件・ACID保証必須・即時応答)と②全支店の月次収益…あるECサイトが「注文を受けた瞬間に在庫を引き当て、15秒以内に在庫不足アラートを送信する」要件を持っています。最も適し…データパイプラインの設計で「生データのままAzure Synapse Analyticsへロードし、Synapseの大規…ネット銀行が「A口座から1万円引き落とし」と「B口座に1万円入金」を同一トランザクション内で実行中にシステム障害が発生し…注文管理テーブルに「注文ID・顧客名・顧客住所・商品名・商品単価・数量」が1テーブルに入っており、同一顧客が別注文をする…
IT・クラウド の関連資格
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)
AWSクラウドの入門資格。クラウドの概念・AWSのコアサービス・セキュリティ・料金モデルを問う。
AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)
AWSでのシステム設計能力を問うアソシエイト資格。高可用性・セキュリティ・コスト最適化の設計が中心。
AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals
クラウドとAzureの基礎を問うMicrosoft認定資格。クラウドの概念、Azureの主要サービス、セキュリティ・コンプライアンス・料金を扱う。