難問・アンチパターン応用
企業がAzure Cosmos DBで地理的に分散したイベントデータを保存し、複数リージョンでレプリケーション設定を行いました。その後、プライマリリージョンで一時的な障害が発生し、フェイルオーバーが自動実行されました。この状況下で、アプリケーションが次に直面する最も深刻な問題はどれか?
A.自動フェイルオーバー後、新しいプライマリリージョンのスループットが不足する可能性がある。元のプライマリリージョンが復旧した際、データの一貫性を確保するため、明示的にフェイルバックする必要がある← 正解
✓ 正解です。自動フェイルオーバー後、新しいプライマリのスループットが事前に予約されていない場合、書き込み要求がスロットルされる可能性があります。また、元のプライマリ復旧時の一貫性確保には手動フェイルバックが推奨される場合があります。
B.Cosmos DBは自動フェイルオーバー後も強い一貫性を保証するため、クライアント側の変更は不要
✗ 複数リージョンレプリケーション下では一貫性ガイドラインを設定でき、強い一貫性を保証してもレイテンシ増加や可用性低下のトレードオフが存在します。
C.セカンダリリージョンへのフェイルオーバーは瞬時に完了し、ネットワークレイテンシーは増加しない
✗ フェイルオーバーは高速ですが、地理的に離れたリージョンへのアクセスのためネットワークレイテンシーは増加します。
D.複数リージョンレプリケーションはアプリケーションレベルでの処理が必須となり、Cosmos DB側で一貫性を管理できない
✗ Cosmos DBは複数リージョンレプリケーション時も自動で一貫性管理を行い、アプリケーション側の複雑な管理は不要です。
この問題のポイント
自動フェイルオーバー後、新しいプライマリのスループットが事前に予約されていない場合、書き込み要求がスロットルされる可能性があります。また、元のプライマリ復旧時の一貫性確保には手動フェイルバックが推奨される場合があります。
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