用語を「何を管理するか」で見分ける
ITパスポートには、技術だけでなく経営・管理の知識も含まれます。略語を一語ずつ暗記しても、似た説明が並ぶと迷いがちです。まず対象を一言で説明してから、選択肢を読んでみましょう。
- SCM:原材料の調達から製造・物流・販売まで、供給のつながりを考える。
- CRM:顧客との関係や接点に着目する。
- ERP:会計・人事・生産など、企業内の基幹業務の情報を統合して扱う。
例えば「仕入先・工場・販売店の在庫情報をつなぎ、欠品を減らす」という説明なら、供給の連鎖に着目しています。一方「顧客の問い合わせ履歴を把握して対応する」なら、顧客との関係が中心です。実際の製品には複数の機能があるため、製品名ではなく、設問で問われている目的を読み分けます。
既存のSCM問題2で四つの選択肢を比べてください。正解だけでなく、他の選択肢がどの用語の説明に近いかを言えれば、似た問題にも応用できます。
計算例:MBとMbpsをそのまま割らない
ここからは当サイトの説明用に作った例です。10MBのファイルを20Mbpsで転送するとします。1MB=1,000,000バイト、1バイト=8ビット、通信効率100%、通信以外の待ち時間なし、という条件です。
10MBは80Mビットなので、80Mビット÷20Mビット/秒=4秒です。10÷20=0.5秒としてしまうのは、バイトとビットの単位を揃えていないためです。
通信効率が50%なら有効速度は10Mbpsとなり、同じ条件で8秒です。実際の通信時間には遅延や処理時間も影響します。この例の計算値を、そのまま実測の所要時間とは扱いません。
式を書く前に、次の三点を確認すると誤りを見つけやすくなります。
- データ量の単位はビットかバイトか。
- 速度の単位は毎秒か、毎分か。
- 効率や待ち時間の条件が指定されているか。
3分野を分けて復習する
問題一覧では、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の収録問題を確認できます。練習画面でカテゴリを選び、間違えた理由を「用語の混同」「条件の読み落とし」「単位・式」のいずれかに分けてみてください。
同じ用語を混同するなら説明を比較し、計算で間違えるなら単位付きの式を残します。時間をかけたかどうかより、解説を閉じて自分の言葉で理由を説明できるかを目安にします。これは学習手順の提案であり、合格所要時間や効果の保証ではありません。
公式試験と当サイトの練習は別のもの
IPAの案内では、ITパスポートはCBT方式で、試験時間120分、100問の四肢択一です。試験の評価は公式の方法で行われるため、当サイトでの単純な正答率を公式の評価点・合否へ換算することはできません。
当サイトの問題はAIを制作補助にした独自の練習です。公式過去問でも、公式試験を再現した模擬試験でもありません。全問題の正しさを一括で保証せず、公式の公開問題・シラバスと合わせて使ってください。
出典と確認範囲
- IPA:ITパスポート試験 — 対象、実施方式、試験時間・形式・出題数。
- IPA:試験要綱・シラバス — 学習範囲を調べるための公式案内。
試験情報の確認日:2026年10月23日。用語の比較と数値例は当サイトの説明です。日程・受験料・改訂情報は、受験前に公式ページで確認してください。