色彩の基礎知識応用
マンセル色体系で、同じ色相H=5R(赤)を保ったまま、明度V=3(暗い)から明度V=8(明るい)に変更し、彩度C=4のまま一定にした場合、色の見かけはどのように変化するか?
A.赤の鮮やかさが増して、より鮮やかな赤になる
✗ 彩度C=4は変わっていないため、絶対的な彩度感は変わりません。暗い背景での知覚が異なるだけです。
B.明度が上がると同時に、相対的な彩度感が低下し、より淡い赤に見える← 正解
✓ 正解です。明度が低い色では同じ彩度でも鮮やかく見え、明度が高くなると淡く見える現象が起きます。
C.明度と彩度が独立しているため、色の見かけに大きな変化はない
✗ 明度と彩度は独立していますが、知覚的には明度変化により相対的な彩度感が変わります。
D.明度が上がると必ず無彩色に近づき、灰色がかった赤になる
✗ 明度とグレイ化(無彩化)は異なる概念です。彩度が一定なら灰色化しません。
この問題のポイント
明度が低い色では同じ彩度でも鮮やかく見え、明度が高くなると淡く見える現象が起きます。