クラウドの概念応用

ある金融サービス企業が、通常時のシステム負荷は安定しているが、月末と四半期末に一時的に10倍のトランザクション処理が発生する業務要件を持っている。オンプレミスでこれを対応すると、ピークに合わせたハードウェア投資が発生する。Azureでこの課題を解決する際、最も効率的なアプローチはどれか。

A.固定的に大規模なVMを年間契約し、常時稼働させておく
✗ 年間契約の大規模VMは常にコストが発生し、通常時のリソース浪費につながるため、変動負荷には不適切です。
B.通常時は小規模なリソースを確保し、ピーク期間は自動スケーリングで動的にリソースを増加させる← 正解
✓ 正解です。通常時の最小リソースだけ確保し、ピーク時に自動スケーリングで追加リソースを起動することで、クラウドの弾力性を最大限活用でき、コストと性能のバランスが最適になります。
C.すべての処理をAzure App Serviceに移行して、PaaS側に負荷管理を委ねる
✗ App Serviceもお客様が負荷管理戦略を設計する必要があり、自動的には解決しません。また、全トランザクション処理がApp Service向けとは限りません。
D.クラウドではなく、オンプレミスに大規模ハードウェアを導入してピークに備える
✗ オンプレミスではピーク対応のため多額の設備投資が必要になり、この問題を解決できません。

この問題のポイント

通常時の最小リソースだけ確保し、ピーク時に自動スケーリングで追加リソースを起動することで、クラウドの弾力性を最大限活用でき、コストと性能のバランスが最適になります。

AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals の問題一覧