クラウドの概念応用

ある企業がオンプレミスのデータセンターでピーク時に70%、通常時に30%のサーバーリソース利用率で運用しており、毎年ハードウェア更新費に300万円を費やしている。この企業がAzureのIaaSに移行して、トラフィック変動に応じた自動スケーリングを導入した場合、最も直接的に期待できる経済的な効果はどれか。

A.ハードウェア更新費がなくなり、ピーク時のリソースに対してだけ料金を支払う従量課金モデルに移行できる← 正解
✓ 正解です。IaaSの従量課金制により、ピーク時のリソースを保有する必要がなくなり、実際に使用した分だけ支払うため、設備投資と維持コストが大幅に削減されます。
B.クラウドプロバイダーが自動的にセキュリティパッチを適用してくれるため、セキュリティ人員を削減できる
✗ セキュリティパッチ適用はIaaSではお客様の責任であり、クラウドプロバイダーが自動適用しません。PaaSやSaaSではプロバイダー責任です。
C.すべてのデータがクラウドに保存されるため、バックアップ機器の購入が完全に不要になる
✗ クラウドに移行してもバックアップの責任や設計はお客様側にあり、バックアップ戦略の廃止ではなく形態が変わるだけです。
D.仮想マシンの台数を自動制御できるため、ネットワーク管理者の業務量が半減する
✗ 自動スケーリング機能は基盤インフラの管理を簡素化しますが、ネットワーク管理全般の削減とは直結しません。

この問題のポイント

IaaSの従量課金制により、ピーク時のリソースを保有する必要がなくなり、実際に使用した分だけ支払うため、設備投資と維持コストが大幅に削減されます。

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