ネットワーク応用

あるシステム管理者が、Azure上のVNet内にあるVM-Aから、同じVNet内のVM-BへのアウトバウンドHTTPS通信(ポート443)が失敗していることを発見しました。VM-AのNSGではすべてのトラフィックを許可(*)に設定してあります。ただし、VM-Aには「ユーザー定義ルート(UDR)」が適用されており、0.0.0.0/0のトラフィックをNetwork Virtual Appliance(NVA)経由で送信する設定になっています。この状況で最も可能性の高い原因は何ですか。

A.VM-BのNSGがインバウンド443を制限している
✗ 問題文でVM-AのNSGが全許可に設定されており、VM-Bのインバウンド制限があればそれが原因ですが、UDR経由ルーティングが指定される理由としては弱いです。
B.NVAがVM-BのIPアドレスへのトラフィックをフィルタリングまたはドロップしている← 正解
✓ 正解です。UDRで0.0.0.0/0がNVA経由に設定されると、VM間通信もNVAを通ります。NVAが443をフィルタリングしていれば通信失敗となります。
C.Azure DDoS Standard保護がVM間通信をブロックしている
✗ DDoS標準保護は外部からの攻撃を主に対象とし、同一VNet内の通常トラフィックは保護の対象外です。
D.Azureプラットフォーム側で同一VNet内通信が自動的に暗号化され、HTTP(S)が失敗する
✗ Azure仮想ネットワーク内の通信は自動暗号化されず、プロトコルに依存します。この説明は技術的に誤りです。

この問題のポイント

UDRで0.0.0.0/0がNVA経由に設定されると、VM間通信もNVAを通ります。NVAが443をフィルタリングしていれば通信失敗となります。

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