コンプライアンス応用

ある金融機関がAzureでのシステム監査において、「過去6ヶ月間にどの管理者がどのリソースに何度アクセスしたか」を証明する必要が生じた。現在、Azure Monitor と Azure AD Sign-in Logs を有効化済みの場合、この要件を最適に満たすために最も重要な追加設定は何か。

A.Azure Activity Logの保有期間を90日間に延長し、全ての管理アクション(リソース作成・削除・変更)を記録することで要件が満たされる。
✗ Activity Logだけでは管理アクション記録のみで、細粒度のリソースアクセス(誰がどのリソースを参照したか)は不足する。複合ログが必須。
B.Activity LogとSign-in Logsに加え、Azure Role-Based Access Control(RBAC)の変更履歴とリソースレベルでの監査ログを複合的に分析し、アクセス証拠を構築する必要がある。← 正解
✓ 正解です。Activity Log(管理操作)、Sign-in Logs(認証)、RBAC変更履歴(権限変化)、リソースレベル監査ログを組み合わせることで、「誰が何にいつアクセスしたか」の完全証拠を構築できる。
C.Azure Policyで全リソースアクセスを自動ブロックすれば、アクセス痕跡が記録されるため証拠となる。
✗ ポリシーでブロックしてもアクセス試行ログには含まれるが、成功したアクセスの記録とは異なり、監査証拠として不完全。
D.6ヶ月間のログ保有にはApplication Insights の有効化のみで十分である。
✗ Application Insightsはアプリレベルのメトリクス中心。管理操作とアクセス制御の監査にはActivity LogとAzure ADログが必要。

この問題のポイント

Activity Log(管理操作)、Sign-in Logs(認証)、RBAC変更履歴(権限変化)、リソースレベル監査ログを組み合わせることで、「誰が何にいつアクセスしたか」の完全証拠を構築できる。

AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals の問題一覧