難問応用

ある企業がAzure Virtual NetworkでNSGを使用してセキュリティを管理しています。サブネットレベルのNSGで「すべてのインバウンド通信を拒否する」ルール(優先度100)を設定し、その後NICレベルのNSGで「TCP 443をすべてのソースから許可」ルール(優先度50)を追加しました。この設定下で、外部からポート443へのアクセスを試みた場合の結果として最も正確なものはどれか。

A.NICレベルのNSGが優先度50で優先度100のサブネットルールより高いため、アクセスは許可される
✗ NSGレベル(サブネットvsNIC)の間では優先度値の大小関係は適用されません。トラフィックは『サブネットNSGを通過→NIC NSGを通過』の順で評価され、どちらでも拒否されると最終的に拒否されます。
B.サブネットレベルのNSGで拒否されているため、NICレベルで許可されていてもアクセスは拒否される← 正解
✓ 正解です。NSGの評価順序はサブネットレベル→NICレベルです。サブネットレベルで拒否されたトラフィックはNICレベルのNSGに到達せず、最終的に拒否されます。
C.NSGルールの優先度数値が小さいほど優先度が高いため、NICレベルの優先度50が適用されアクセスは許可される
✗ 優先度数値の大小関係はNSGの『ルール内』での評価に使われます。しかしサブネットとNICという『異なるNSGレベル』の間では優先度値を直接比較しません。
D.NSGの評価はサブネットレベル→NICレベルの順序で行われ、両方で許可されて初めて通信が許可される
✗ 評価順序は正しく述べていますが、『両方で許可』という条件は不正確です。サブネットレベルで拒否されれば、NICレベルで許可されていても最終的に拒否されます。

この問題のポイント

NSGの評価順序はサブネットレベル→NICレベルです。サブネットレベルで拒否されたトラフィックはNICレベルのNSGに到達せず、最終的に拒否されます。

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