ID・アクセス定義

ある企業でAzureを管理するIT部門が、開発チームに「特定のリソースグループ内でVMを作成・管理できるが、他のユーザーへのアクセス権の付与・変更はできない」という権限を付与したい。最適な方法はどれか。

A.開発チームにOwnerロールを割り当てる
✗ Ownerロールはアクセス権の付与・変更を含む全権限を持つ。「アクセス権の変更はできない」という要件に合わない。
B.Contributorロールをリソースグループのスコープで割り当てる← 正解
✓ 正解。Contributorロールはリソースの作成・管理・削除ができるが、他ユーザーへのアクセス権の付与・変更はできない。リソースグループのスコープで割り当てることで、そのグループ内に限定して権限を適用できる。VMの作成・管理要件を満たしつつ、権限昇格のリスクを防ぐ。
C.Readerロールをサブスクリプションスコープで割り当てる
✗ Readerは読み取り専用。VMを「作成・管理できる」という要件を満たさない。
D.カスタムロールを作成してサブスクリプション全体に割り当てる
✗ カスタムロールで細かい権限設定は可能だが、Contributorロールで要件を満たせる場合は既存の組み込みロールを使うのがベストプラクティス。また、サブスクリプション全体への割り当ては必要以上に広いスコープとなり最小権限の原則に反する。

この問題のポイント

Contributorロールはリソースの作成・管理・削除ができるが、他ユーザーへのアクセス権の付与・変更はできない。リソースグループのスコープで割り当てることで、そのグループ内に限定して権限を適用できる。VMの作成・管理要件を満たしつつ、権限昇格のリスクを防ぐ。

AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals の問題一覧