会計処理・制度比較

「積立金」と「引当金」の違いとして、最も適切なものはどれか。

A.積立金は利益から任意に積み立てる資金であり、引当金は将来の特定の支出に備えるための会計上の負債である。← 正解
✓ 正解です。積立金は経営方針に基づいて利益から任意に積み立てる準備金的性格の資本項目であり、引当金は将来発生が見込まれる債務または損失に備える会計上の負債です。
B.積立金は企業の自由意志で設定でき、引当金は必ず設定しなければならない。
✗ 不正解。積立金は任意的ですが、引当金には法定引当金(貸倒引当金など)と任意引当金があり、全てが必須ではありません。
C.積立金は資本項目に計上されることが一般的であり、引当金は営業外費用として計上される。
✗ 不正解。引当金は当期の費用として計上され、負債側に繰り越されます。営業外費用ではなく営業費用の場合もあります。
D.積立金は現金で保有するが、引当金は推定額を計上する。
✗ 不正解。積立金も必ずしも現金を別途保有しているわけではなく、帳簿上の積み立てです。

この問題のポイント

積立金は経営方針に基づいて利益から任意に積み立てる準備金的性格の資本項目であり、引当金は将来発生が見込まれる債務または損失に備える会計上の負債です。

ビジネス会計検定(3級) の問題一覧