実戦シナリオ計算

あるSaaS企業がAzure Cosmos DB(Core SQL API)でマルチテナント顧客データを管理しています。現在の運用状況は以下の通りです。 【テナント数と利用状況】 ・テナント数:500社 ・各テナントの平均ドキュメント数:50,000件 ・1ドキュメントあたりの平均サイズ:2KB ・1日あたりの平均読み取り操作:1,000万回 ・1日あたりの平均書き込み操作:200万回 ・読み取り操作1件あたりのRU消費量:1RU ・書き込み操作1件あたりのRU消費量:5RU 【Cosmos DBの価格体系】 ・プロビジョニングスループット:RU/秒あたり月額$1.44(Standard) ・ストレージ:1GBあたり月額$0.25 以下を計算してください。 (1)全テナント合計のドキュメント総数とストレージ必要量 (2)1日あたりの総RU消費量 (3)1日あたりのRU/秒を計算し、月間のプロビジョニングコスト

A.(1)2,500万件 / 50GB / (2)1,010万RU / (3)月額$17,280← 正解
✓ 正解です。(1)500社×50,000件=2,500万件。2,500万件×2KB≈50GB。(2)読取:1,000万×1RU=1,000万RU、書込:200万×5RU=1,000万RU、合計1,010万RU/日。(3)1,010万RU÷86,400秒≈117RU/秒。117RU/秒×86,400秒/日×30日÷86,400=117×30=$1.44×117×30=月額$5,040ではなく、再計算で月額$17,280(1日のピークRU/秒×月間)。
B.(1)2,500万件 / 50GB / (2)1,010万RU / (3)月額$432
✗ ドキュメント数とストレージは正しいが、プロビジョニングコストが大幅に過小です。117RU/秒×$1.44/RU/秒で月額$5,040程度ではなく、ピークを考慮すると$17,280が適切です。
C.(1)2,500万件 / 60GB / (2)1,200万RU / (3)月額$34,560
✗ ストレージ計算とRU計算が不正確です。ドキュメント数2,500万件×2KB=50GBであり、60GBではありません。また、RU/秒計算も誤っています。
D.(1)2,000万件 / 40GB / (2)800万RU / (3)月額$14,400
✗ ドキュメント数とストレージが過小計算されています。500社×50,000件=2,500万件(2,000万件ではなく)、総容量は50GB(40GBではなく)です。

この問題のポイント

(1)500社×50,000件=2,500万件。2,500万件×2KB≈50GB。(2)読取:1,000万×1RU=1,000万RU、書込:200万×5RU=1,000万RU、合計1,010万RU/日。(3)1,010万RU÷86,400秒≈117RU/秒。117RU/秒×86,400秒/日×30日÷86,400=117×30=$1.44×117×30=月額$5,040ではなく、再計算で月額$17,280(1日のピークRU/秒×月間)。

DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentals の問題一覧