介護の基本応用問題

利用者Aさん(80歳・要介護3)は、これまで自分で食事の準備をすることに生きがいを感じていた。しかし、脳梗塞後遺症による右片麻痺が生じたため、調理が困難になった。介護福祉士がAさんの「自立支援」を行う上で、最も適切な対応はどれか。

A.安全を最優先に考え、すべての調理作業を介護福祉士が代わりに行う。
✗ すべてを代行することは、Aさんの残存機能や意欲を損ない、自立支援の理念に反します。
B.Aさんが調理に関わる意欲を尊重し、できる部分(材料を選ぶ・混ぜるなど)を継続できるよう支援する。← 正解
✓ 正解です。自立支援とは残存能力を活かし、本人の意欲や生きがいを尊重しながら支援することです。
C.調理への参加は転倒リスクが高いため、速やかに趣味活動を別のものに変えるよう促す。
✗ 本人の生きがいを一方的に変えることは、尊厳の保持や自立支援の観点から適切ではありません。
D.片麻痺があるため調理は危険であり、家族に今後の調理をすべて任せるよう調整する。
✗ 家族への丸投げはAさん本人の主体性を無視した対応であり、自立支援の考え方に反します。

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