色彩と心理応用問題
待合室の壁を暖色系(橙色)から冷色系(青紫色)に変更した場合、待合時間の主観的な長さの感覚はどのように変化すると予想されるか。
A.青紫色は落ち着きをもたらすため、待機時間が短く感じられる
✗ 青紫色は落ち着きをもたらしますが、落ち着きは必ずしも時間を短く感じさせるわけではありません。むしろ逆の場合もあります。
B.冷色系は進出色であるため、待機時間がより長く感じられる
✗ 青紫色は冷色で後退色です。進出色ではなく、むしろ奥行き感を生じさせます。この記述は誤りです。
C.冷色の鎮静作用により心理的緊張が低下し、相対的に待機時間が長く感じられる← 正解
✓ 正解です。冷色の鎮静作用により交感神経活動が低下し、精神的緊張が減少すると、時間経過への注意が減り、相対的に時間が長く感じられます。
D.色相の違いだけでは、主観的時間認識に大きな影響を与えない
✗ 色彩心理学は、環境色が主観的時間認識に有意な影響を与えることが実証されています。色相の違いは無視できません。