色彩と心理応用問題
補色関係にある赤色と青緑色を、正面対面の壁に配置した環境で長時間作業する場合、視知覚と作業効率はどのように変化すると考えられるか。
A.両色の対比が強調され、視覚的刺激が増加し、注意散漫により作業効率が低下する← 正解
✓ 正解です。補色対比は視覚的刺激が最大になり、色彩の相互強調作用により視覚が疲労し、注意散漫化により作業効率が低下します。
B.補色の調和により、色彩バランスが安定し、作業効率が向上する
✗ 補色配置は調和ではなく、むしろ最大限の対比をもたらします。この環境では目の緊張が増し、作業効率は低下します。
C.赤色の興奮作用と青緑色の鎮静作用が相殺され、心理状態が中立的になる
✗ 両色の心理効果が相殺されるのではなく、むしろ対比により両方の刺激が増幅されます。中立化は起きません。
D.視覚適応により、両色の刺激が軽減され、長時間作業に最適になる
✗ 視覚適応は起きますが、補色対比の強さは持続的な視覚ストレスをもたらし、軽減されません。長時間作業には不適切です。