キャッシュフロー計算書比較
「営業活動によるキャッシュフローがプラスの企業」と「営業活動によるキャッシュフローがマイナスの企業」の経営状況の違いについて、最も適切な説明はどれですか?
A.営業CFがプラスの企業は本業で利益を生み出す体質であり、営業CFがマイナスの企業は本業で現金が減少する経営状況にある← 正解
✓ 正解です。営業CFがプラスなら本業活動から現金が流入する健全な状態であり、営業CFがマイナスなら本業活動で現金が減少する状況を示しています。後者は深刻な経営課題を示唆します。
B.営業CFがプラスの企業は成長段階、営業CFがマイナスの企業は成熟段階である
✗ 不正確です。成長企業でも営業CFはプラスであるべきです。営業CFの正負と企業成長段階に直接的な因果関係はありません。成長初期でもマイナスの場合もあります。
C.営業CFがプラスの企業は配当を支払う余裕があり、営業CFがマイナスの企業は配当を支払えない
✗ 誤りです。配当支払の可否は営業CFの他、投資CF、財務CFなど複合的な要因に依存します。営業CFプラスでも配当できない場合や、営業CFマイナスでも配当する場合もあります。
D.営業CFがプラスの企業は短期的に安全であり、営業CFがマイナスの企業は破産の危機にある
✗ 極端です。営業CFがマイナスだからといって即座に破産とは限りません。一時的な要因や戦略的投資の影響である場合もあります。ただし持続すれば経営危機につながる可能性があります。
この問題のポイント
営業CFがプラスなら本業活動から現金が流入する健全な状態であり、営業CFがマイナスなら本業活動で現金が減少する状況を示しています。後者は深刻な経営課題を示唆します。