実戦シナリオ応用

ある企業がオンプレミスのSQL Server(容量8TB、日次バッチ処理で深夜3時間メンテナンス窓)からAzure SQL Database(本番環境)へ移行を計画しています。オンライン移行(本番稼働中の移行)をData Migration Service(DMS)で実施した場合、以下のうち最も懸念すべき影響はどれか?

A.移行中の名前解決(DNS)遅延により、アプリケーションの接続タイムアウトが増加する可能性がある
✗ DNSの問題は接続文字列変更で対応でき、一時的な遅延は予測可能です。オンライン移行の主要な課題ではありません。
B.オンプレミスのトランザクションログが満杯になり、移行が停止する可能性がある← 正解
✓ 正解です。DMSのオンライン移行では継続的なトランザクションログ読み取りが必要なため、ログの肥大化や満杯状態が移行失敗の重要な懸念点になります。定期的なログバックアップで対策が必須です。
C.Azure SQL Databaseのコンピュートサイズが自動スケールされ、予期しないコスト増加が発生する
✗ Azure SQL Databaseは手動構成またはオートスケール明示的設定が必要であり、移行中に勝手に変更されません。
D.移行中に新しく作成されたオンプレミス側のテーブルがAzureに反映されない可能性がある
✗ DMSはオンライン移行中の全テーブル変更をCDC(変更データキャプチャ)で追跡して、スキーマ変更も同期します。

この問題のポイント

DMSのオンライン移行では継続的なトランザクションログ読み取りが必要なため、ログの肥大化や満杯状態が移行失敗の重要な懸念点になります。定期的なログバックアップで対策が必須です。

DP-900:Microsoft Azure Data Fundamentals の問題一覧