介護の基本応用問題
通所介護を利用している利用者Cさん(78歳)が、「自分のことは自分で決めたい」と言いながらも、家族から「危ないから何でもスタッフに任せてください」と強く要望されている。介護福祉士としての対応で最も適切なものはどれか。
A.家族は支援者であるため、家族の要望を優先してCさんの希望を制限する。
✗ 家族の意向が優先されると利用者の自己決定権が侵害される恐れがあり、適切ではありません。
B.Cさんの意思を無視することは虐待にあたる可能性があるため、施設長に報告せずに独断でCさんの希望を全面的に実行する。
✗ 独断で行動することはチームアプローチの観点からも問題があり、適切な対応とはいえません。
C.Cさんの自己決定を尊重しつつ、家族の不安にも寄り添い、チームで話し合いながら安全と自律のバランスを図る。← 正解
✓ 正解です。利用者の自己決定を尊重しながら家族の不安にも対応し、チームで方針を検討することが最も適切です。
D.Cさんと家族の意見が対立しているため、介護福祉士は中立を保ち、どちらの意見にも従わない。
✗ 中立を装い何もしないことは、利用者の権利擁護の責任を放棄することになり不適切です。