貸借対照表比較問題
「のれん」と「特許権」はともに無形固定資産ですが、その違いとして最も適切なものはどれですか?
A.のれんは他社の事業を取得した際に生じる超過収益力を表す資産であり、特許権は発明の独占的利用権として法的に認められた権利である← 正解
✓ 正解です。のれんは企業結合時に生じる超過収益力(ブランド力等)を表す資産であり、特許権は法律上認められた発明の独占的利用権です。
B.のれんは有形固定資産に分類され、特許権は無形固定資産に分類される
✗ のれんも特許権もともに無形固定資産に分類されます。のれんが有形固定資産になることはありません。
C.のれんは減価償却を行わないが、特許権は定率法で減価償却を行う
✗ のれんも日本の会計基準では20年以内で規則的に償却します。減価償却を行わないという説明は誤りです。
D.のれんは自社で独自に計上できる資産であり、特許権は取得原価でのみ計上できる
✗ 日本の会計基準では、のれんは自己創設のれんを資産計上することは認められておらず、企業結合等で取得した場合に限り計上できます。