財務諸表の概要応用
ある企業が以下の取引を実行しました。①新商品開発のため、現金1,500万円を支出②その新商品の販売による売上高が500万円増加③材料費が200万円増加 この状況下で、短期的には営業利益と長期的な企業価値の関係として最も適切なものはどれですか?
A.営業利益は300万円減少し、長期的な企業価値も低下する可能性が高い
✗ 計算が誤っています。売上高500万円増加に対し材料費200万円増加なので、営業利益には300万円の改善要因が生じます。また、研究開発投資の効果を過小評価している。
B.営業利益は300万円改善し、長期的な企業価値も向上する可能性が高い
✗ 営業利益の300万円改善は短期的な改善に過ぎず、今後の企業価値向上の保証にはなりません。研究開発段階での効果測定は不十分。
C.営業利益の短期的な改善(300万円)は見られるが、研究開発投資により長期的な企業価値向上の基盤が形成される可能性がある← 正解
✓ 正解です。短期的には売上増加(500万円)と材料費増加(200万円)から営業利益が300万円改善しますが、研究開発投資1,500万円は長期的な競争力強化につながり、将来の企業価値向上の源となります。
D.営業利益は変わらないが、現金支出により短期的な資金繰りが悪化する
✗ 計算が誤っています。売上高が500万円増加し、その結果営業利益に改善が生じるため、営業利益は変わりません。
この問題のポイント
短期的には売上増加(500万円)と材料費増加(200万円)から営業利益が300万円改善しますが、研究開発投資1,500万円は長期的な競争力強化につながり、将来の企業価値向上の源となります。