貸借対照表応用
企業が商品を掛けで仕入れ、買掛金1,500万円を計上した場合(まだ販売はしていない)、この取引が純資産に与える影響として最も適切なものはどれですか?
A.買掛金1,500万円が負債となるため、純資産が1,500万円減少する
✗ 商品の仕入は棚卸資産(資産)の増加と買掛金(負債)の増加として記録され、純資産は直接減少しません。
B.仕入商品が資産となり買掛金が負債となるため、純資産は変化しない← 正解
✓ 正解です。商品を掛けで仕入れた段階では、棚卸資産(資産)と買掛金(負債)がともに1,500万円増加するため、純資産には変化がありません。費用(売上原価)が計上されるのは商品を販売した時点です。
C.仕入高1,500万円が費用として計上されるため、純資産が1,500万円減少する
✗ 仕入高は商品を販売した時点で売上原価として費用計上されます。仕入れただけの段階では費用は計上されません。
D.買掛金は将来の支払義務であるため、純資産が増加する
✗ 買掛金は将来の支払義務(負債)であり、純資産を増加させるものではありません。
この問題のポイント
商品を掛けで仕入れた段階では、棚卸資産(資産)と買掛金(負債)がともに1,500万円増加するため、純資産には変化がありません。費用(売上原価)が計上されるのは商品を販売した時点です。