財務分析(応用)比較問題
ROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
A.ROAは自己資本の効率性を示し、ROEは総資産の効率性を示す指標である。
✗ 説明が逆です。ROAは総資産の効率性、ROEは自己資本の効率性を示す指標です。
B.ROEはROAに財務レバレッジ(総資産÷自己資本)を乗じることで求められ、借入金が多いほどROEはROAより高くなる傾向がある。← 正解
✓ 正解です。ROE=ROA×財務レバレッジであり、負債が多いほどROEはROAを上回りやすくなります。
C.ROAもROEも分母に総資産を用いるため、財務構造の違いによる差異は生じない。
✗ ROAの分母は総資産、ROEの分母は自己資本であり、財務構造の違いが両者の差に影響します。
D.ROEが高いほど企業の安全性が高いことを示し、ROAが高いほど収益性が高いことを示す。
✗ ROEは収益性指標であり安全性を示しません。安全性は自己資本比率などで判断します。