財務分析(応用)誤り発見
EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.EBITDAは「営業利益+減価償却費+償却費」で近似的に求めることができる。
✓ この記述は正しい。EBITDAは営業利益に非現金費用である減価償却費等を加算して算出される代表的な指標である。
B.EBITDAは国際的な企業比較において、減価償却方法の違いや税制差異の影響を排除した収益力比較に用いられる。
✓ この記述は正しい。EBITDAは各国の会計・税制差異の影響を受けにくいため、クロスボーダーの収益力比較に広く使われる。
C.EV/EBITDA倍率は企業価値(EV)をEBITDAで割った指標であり、値が低いほど割安と判断される傾向がある。
✓ この記述は正しい。EV/EBITDA倍率は企業の買収コスト回収期間の目安とされ、低いほど相対的に割安と判断される。
D.EBITDAは実際のキャッシュ・フローと完全に一致するため、キャッシュ・フロー計算書の代替指標として会計基準上も認められている。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、EBITDAは実際のキャッシュ・フローとは一致せず、会計基準上もキャッシュ・フロー計算書の代替として認められていない。