著作権法比較

「実演家の権利」と「レコード製作者の権利」の違いで正しいものはどれか。

A.実演家の権利は著作権と同等の保護期間があり、レコード製作者の権利は著作権より短い保護期間である。
✗ 保護期間に関する説明が誤りです。実演家の権利もレコード製作者の権利もともに著作隣接権であり、両者の保護期間はいずれも70年(実演・レコード発行の翌年から起算)と法律で定められています。
B.実演家の権利は音楽の演奏に関する権利であり、レコード製作者の権利はレコードの複製に関する権利である。
✗ 権利の内容の説明が不十分です。実演家の権利は複製権・送信可能化権・放送権等を含む複合的な権利であり、レコード製作者の権利も複製権・送信可能化権等を含みます。単純な「演奏」と「複製」の区分は不正確です。
C.実演家の権利もレコード製作者の権利も、いずれも著作隣接権に含まれる権利である。← 正解
✓ 正解です。実演家の権利もレコード製作者の権利も、どちらも著作隣接権として著作権法で保護されています。両者は著作物の創作者ではなく、著作物の伝達に貢献する者に認められた隣接権です。
D.実演家の権利は個人のみが保有でき、レコード製作者の権利は法人のみが保有できる。
✗ 保有者の制限に関する説明は誤りです。実演家の権利は実演を行う自然人が原則として保有しますが、レコード製作者の権利は個人・法人どちらも保有できます。

この問題のポイント

実演家の権利もレコード製作者の権利も、どちらも著作隣接権として著作権法で保護されています。両者は著作物の創作者ではなく、著作物の伝達に貢献する者に認められた隣接権です。

知的財産管理技能検定3級 の問題一覧