こころとからだのしくみ比較問題
「顕在記憶(陳述記憶)」と「潜在記憶(非陳述記憶)」の違いとして、最も適切なものを選びなさい。
A.顕在記憶は言語や映像などで意識的に思い出せる記憶であり、潜在記憶は意識せずとも行動に現れる記憶である。← 正解
✓ 正解です。顕在記憶は意識的に想起できる記憶(エピソード・意味記憶など)、潜在記憶は意識しなくても行動に現れる記憶(手続き記憶など)です。
B.顕在記憶は幼少期にしか形成されず、潜在記憶は成人以降に形成される。
✗ どちらの記憶も年齢を問わず形成されます。形成される年代による区分ではありません。
C.顕在記憶は自転車の乗り方などの技能記憶であり、潜在記憶は昨日の出来事の記憶である。
✗ 自転車の乗り方などの手続き記憶は潜在記憶に分類され、昨日の出来事はエピソード記憶として顕在記憶に分類されます。説明が逆です。
D.顕在記憶と潜在記憶はどちらも同じ脳領域で処理されるため、実質的な違いはない。
✗ 顕在記憶は主に海馬が関与し、潜在記憶は大脳基底核や小脳が関与するなど、処理される脳領域が異なります。