世界遺産の基礎知識応用問題
気候変動により海面が上昇した場合、島嶼国の世界遺産が危機遺産リストに登録される可能性が高くなるのはなぜか。
A.島嶼国の世界遺産は立地条件から海水浸食の脅威に直面し、その顕著な普遍的価値を失う危険性が生じるため← 正解
✓ 正解です。海面上昇は遺産の物理的劣化や消滅の脅威となり、顕著な普遍的価値の保全が危機にさらされるため、危機遺産リストへの登録要件を満たします。
B.ユネスコは海面上昇の影響を受ける全ての遺産を自動的に危機遺産として認定している
✗ 危機遺産登録は自動的ではなく、実際の脅威と保全状況の詳細な調査に基づいて行われます。
C.島嶼国の政府は気候変動に対応する能力が低いため、保全計画の策定が遺産登録の条件になる
✗ 気候変動対応は重要ですが、危機遺産登録そのものの直接的な条件ではなく、登録後の保全措置の一部です。
D.海面上昇は自然現象であり、人為的な脅威ではないため国際的な保全基金の対象外になる
✗ 気候変動のような自然現象が起因する脅威も危機遺産登録の対象になり、国際支援の対象となります。