セグメント分析誤り発見
セグメント分析における「廃止・存続の意思決定」に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.あるセグメントを廃止するかどうかを判断する際には、そのセグメントの回避可能費用と回避不能費用を区別することが重要である。
✓ この記述は正しい。廃止の意思決定では、廃止により回避できる費用(回避可能費用)と回避できない費用(回避不能費用)を区別することが基本である。
B.セグメントを廃止しても共通費の総額は変わらないため、共通費は廃止の意思決定において考慮すべき費用ではない。
✓ この記述は正しい。共通費はセグメントを廃止しても発生し続けるため、廃止の意思決定において原則として無関連原価となる。
C.セグメントの営業損失が発生していれば、そのセグメントは必ず廃止すべきであると判断できる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは営業損失が生じていても、そのセグメントが共通費の一部を負担しており、貢献利益がプラスであれば廃止しない方が有利な場合もある。
D.廃止によって回避できる費用が、廃止によって失われる収益を下回る場合には、廃止しない方が企業全体の利益は大きくなる。
✓ この記述は正しい。廃止後に回避できる費用より失われる収益の方が大きければ、廃止することで企業全体の利益はかえって減少する。