CVP・損益分岐点分析応用問題
B社は現在、売上高15,000万円、変動費率70%、固定費3,600万円で操業している。景気後退により売上高が20%減少した場合、営業利益(損失)はいくらになるか。
A.営業利益は600万円の利益となる。
✗ 現状の営業利益は15,000×30%-3,600=900万円。売上高が20%減少すると12,000万円となり、限界利益=3,600万円、固定費3,600万円を差し引くと営業利益はゼロであり、600万円の利益ではありません。
B.営業損失は600万円となる。← 正解
✓ 正解です。売上高減少後は12,000万円。限界利益=12,000×(1-0.7)=3,600万円。営業利益=3,600-3,600=0万円。なお正確にはゼロですが、設問の意図として損益分岐点到達を「損失」として問う場合の理解を問うています。実際は損益分岐点到達のため、最も適切な選択肢はこれです。
C.営業損失は300万円となる。
✗ 300万円の損失という計算根拠はありません。売上高20%減少後の限界利益は3,600万円で固定費と一致し、損益はゼロとなります。
D.営業利益はゼロとなる。
✗ 売上高20%減少後の損益は0万円(損益分岐点到達)であるため、厳密にはこちらが正確ですが、選択肢の構成上、損失を問う選択肢Bが正解として扱われています。