こころとからだのしくみ誤り発見

排泄(排尿・排便)のしくみに関する記述として、誤っているものはどれか。

A.膀胱に尿が一定量貯留すると尿意が生じ、排尿は内・外尿道括約筋の弛緩と排尿筋の収縮によって行われる。
✓ この記述は正しい。排尿は膀胱排尿筋の収縮と内・外尿道括約筋の弛緩が協調して起こる反射行為であり、大脳の制御下にある。
B.排便反射の中枢は仙髄にあり、直腸に糞便が送られてくると便意が生じる。
✓ この記述は正しい。排便反射は仙髄(S2〜S4)を中枢とし、直腸壁への刺激が求心路を経て大脳に伝わり便意として認識される。
C.腹圧性尿失禁は膀胱の過活動によって生じ、せきやくしゃみとは関係なく突然の尿意で失禁する。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは腹圧性尿失禁はせきやくしゃみ・笑いなど腹圧が上昇したときに生じる失禁であり、過活動膀胱による突然の尿意は切迫性尿失禁に該当する。
D.高齢者では膀胱容量が低下し、頻尿や夜間尿の増加が起こりやすくなる。
✓ この記述は正しい。高齢者では膀胱の伸展性・容量が低下するほか、抗利尿ホルモンの分泌リズムの変化により夜間多尿も起こりやすい。

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