アフリカの遺産定義問題
タンザニアのセレンゲティが世界遺産として価値を持つ理由となっている「大規模な野生動物の移動」とは、どのような現象か。
A.捕食者から逃げるための一時的な移動
✗ 季節的な移動は恒常的な現象ですが、個別の捕食逃避ではなく、環境要因による大規模な周期的移動です。
B.毎年草地の季節変化に応じて大量の動物が往来する現象← 正解
✓ 正解です。セレンゲティの大規模移動(グレート・マイグレーション)は、雨季と乾季による草地の植被変化に応じて数百万頭の動物が周期的に移動する地球上最大級の現象です。
C.個々の動物の寿命に伴う世代交代による分散
✗ 世代交代による分散は移動ではなく、個体数増減に伴う自然な変化です。
D.密猟者から逃げるための近年の移動パターン
✗ セレンゲティの移動は遥か以前から存在する自然現象であり、密猟とは無関係です。
「アフリカの遺産」の他の問題
セレンゲティ国立公園で大規模な干ばつが発生した場合、ヌーの大規模な群れの移動パターンはどのように変わると考えられるか。キリマンジャロの氷河がこのまま温暖化により消滅した場合、山麓の農業地帯の生産性はどのような影響を受けると予想されるか。ティンブクトゥがサハラ砂漠の南辺にありながら、中世に国際的な商業都市として繁栄できた主な理由として最も適切なのはどれか。ヴィルンガ国立公園でゴリラの個体数が減少し続けた場合、熱帯雨林の生態系全体にはどのような影響が生じると考えられるか。エチオピアのラリベラ岩窟教会群が、他の一般的な石造建築と根本的に異なる建築手法の特徴として最も適切なものはどれか。マダガスカルの固有種が多く存在する理由と、その多様性が現在失われつつある主な原因として最も適切な組み合わせはどれか。