簿記の基本と仕訳定義

複式簿記における「借方」と「貸方」の説明として、最も正確かつ十分な説明はどれか。

A.借方は金銭の出入を、貸方は商品の出入を記録する側である
✗ 借方と貸方の区分は金銭・商品の区別ではなく、勘定の性質と複式簿記のルールによって決まります。
B.すべての取引は借方と貸方の両方に記録されるが、金額が一致するとは限らない
✗ 複式簿記では各仕訳の借方合計と貸方合計は必ず一致します。金額が一致しないことはありません。
C.借方は左側、貸方は右側であり、勘定の性質によって増加・減少のどちらを記録するかが決まる← 正解
✓ 正解です。借方が左・貸方が右は固定ルールで、資産・費用は借方増加、負債・資本・収益は貸方増加となり、勘定の性質によって意味が異なります。
D.借方は収益を、貸方は費用を意味するため、常に借方が大きくなる
✗ 借方が必ず大きくなるわけではなく、借方は収益専用でもありません。取引内容と勘定の性質によって決まります。

この問題のポイント

借方が左・貸方が右は固定ルールで、資産・費用は借方増加、負債・資本・収益は貸方増加となり、勘定の性質によって意味が異なります。