CVP・損益分岐点分析応用
売上高10,000万円、変動費率40%、固定費3,000万円の企業が、広告費(固定費)を500万円追加投入することで売上高が20%増加すると予測している。この投資を行った場合、営業利益はどのように変化するか。
A.営業利益は700万円増加する。← 正解
✓ 正解です。現在の営業利益=10,000×(1-0.40)-3,000=6,000-3,000=3,000万円。追加後の売上高=10,000×1.20=12,000万円。追加後の限界利益=12,000×0.60=7,200万円。追加後の固定費=3,000+500=3,500万円。追加後の営業利益=7,200-3,500=3,700万円。増加額=3,700-3,000=700万円です。
B.営業利益は500万円増加する。
✗ 売上増加による限界利益の増加は12,000×0.60-10,000×0.60=2,000×0.60=1,200万円ですが、固定費が500万円増加するため差し引き700万円の増加となり、500万円増加ではありません。
C.営業利益は200万円増加する。
✗ 200万円増加は固定費増加の影響を過大評価した結果です。限界利益の増加(1,200万円)から固定費増加(500万円)を差し引くと700万円の増加となります。
D.営業利益は変化しない。
✗ 広告費の増加(500万円)と売上増加による限界利益の増加(1,200万円)を合わせると、営業利益は700万円増加します。
この問題のポイント
現在の営業利益=10,000×(1-0.40)-3,000=6,000-3,000=3,000万円。追加後の売上高=10,000×1.20=12,000万円。追加後の限界利益=12,000×0.60=7,200万円。追加後の固定費=3,000+500=3,500万円。追加後の営業利益=7,200-3,500=3,700万円。増加額=3,700-3,000=700万円です。