社会保障・公的扶助論定義問題
生活保護の「保護の基準」に関して、最低生活費の算出に用いられる方式のうち「マーケット・バスケット方式」とはどのようなものか。最も適切なものを選びなさい。
A.一般国民の消費支出の実態を統計的に把握し、その一定割合を最低生活費とみなす方式
✗ 一般消費支出の一定割合を用いる方法は「エンゲル方式」や「格差縮小方式」に近い考え方であり、マーケット・バスケット方式ではありません。
B.最低生活に必要な個々の物資・サービスを具体的に列挙し、それぞれの価格を積み上げて最低生活費を算出する方式← 正解
✓ 正解です。マーケット・バスケット方式は、最低生活に必要な品目(食料・衣料・住居等)を具体的に積み上げて費用を算出する方式です。
C.専門家が理論的に必要な栄養量・生活水準を設定し、それに基づいて生活費を算出する方式
✗ 栄養量・生活水準を理論的に設定する方式は「理論生計費方式」と呼ばれ、マーケット・バスケット方式の説明とは異なります。
D.現役世代の平均賃金を基準とし、その一定割合を最低生活費として設定する方式
✗ 平均賃金の一定割合を基準とする方式は「相対的貧困基準」に近い考え方であり、マーケット・バスケット方式ではありません。
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