商品売買の処理比較

売上原価の算出方法における「三分法」と「分記法」の最大の違いは何か。

A.三分法は仕訳の回数が少なく、分記法は仕訳の回数が多い
✗ 仕訳の回数については分記法の方が多い傾向があるが、これは両者の最大の違いではない。
B.三分法は決算整理を必要とするが、分記法は決算整理が不要である
✗ これは三分法と分記法の違いの一側面を述べているが、最大の違いとは言えない。ただし内容自体は正しく、三分法は決算整理で売上原価を算出し、分記法は都度記録するため決算整理が不要である。
C.三分法は売上原価を決算時に算出し、分記法は売買と同時に売上原価を記録する← 正解
✓ 正解です。三分法は「仕入」「売上」「繰越商品」で処理し決算整理時に売上原価を算出する。分記法は商品売買時に直接「商品売買益」および「商品」勘定を使い、売上原価と売上の差額を都度記録する。
D.三分法は大企業向けで、分記法は小企業向けである
✗ 企業規模ではなく、記録方法の選択による違いである。

この問題のポイント

三分法は「仕入」「売上」「繰越商品」で処理し決算整理時に売上原価を算出する。分記法は商品売買時に直接「商品売買益」および「商品」勘定を使い、売上原価と売上の差額を都度記録する。