簿記の基本と仕訳応用

当社が12月に¥600,000で商品を仕入れ、代金はすべて掛けとしました。翌年1月に¥200,000分が不良品であることが判明し、仕入先が返品を受け入れることを承認しましたが、実際の返品処理と返金は2月中に完了します。この場合、返品に関する仕訳をどの時点で計上すべきですか?

A.1月に返品通知を送付した時点で仕訳を計上すべきである
✗ 通知の送付だけでは返品取引は確定しておらず、相手方が承認した時点で初めて取引が成立します。
B.2月に実際の返品・返金が完了した時点で仕訳を計上すべきである
✗ 返品の承認が1月に確定しているにもかかわらず2月まで計上を遅らせると、発生主義の原則に反します。
C.12月の仕入仕訳時に返品を予想して調整すべきである
✗ 予想に基づく先制的な仕訳は簿記の原則に反します。実際の取引が確定した時点で計上すべきです。
D.仕入先が返品を受け入れることを承認した1月時点で仕訳を計上すべきである← 正解
✓ 正解です。仕入先が返品を承認した1月時点で返品取引が確定するため、発生主義の原則に基づきこの時点で「買掛金 200,000 / 仕入返品 200,000」と仕訳を計上します。

この問題のポイント

仕入先が返品を承認した1月時点で返品取引が確定するため、発生主義の原則に基づきこの時点で「買掛金 200,000 / 仕入返品 200,000」と仕訳を計上します。