決算整理と財務諸表比較問題

『減価償却』と『償却資産の除却』の処理方法の違いについて、正しいものはどれか。

A.減価償却は耐用年数にわたり段階的に費用化し、除却は資産の売却時に一括で費用化する← 正解
✓ 正解です。減価償却は計画的に耐用年数にわたり費用化し、除却は資産を廃棄・売却時に残存簿価を一括認識する点で異なります。
B.減価償却は固定資産台帳に記録し、除却は記録しない
✗ 減価償却も除却も同じく固定資産台帳に記録される処理です。記録の有無で区別されません。
C.減価償却は毎期必ず計上する義務があり、除却は企業の判断で計上しない場合もある
✗ 除却も損失の認識が必要な義務的な処理であり、企業の自由裁量で計上を省略できるものではありません。
D.減価償却と除却はともに資産の価値低下を示し、会計処理に実質的な違いはない
✗ 減価償却は計画的償却、除却は突発的処理で、会計処理の性質が根本的に異なります。