一般用電気工作物の検査比較問題
配線用遮断器(MCB)と漏電遮断器(ELCB)の主な相違点について、正しく説明しているものはどれか。
A.MCB は過電流のみを検知して遮断し、ELCB は漏電(地絡)電流のみを検知して遮断する。← 正解
✓ 正解です。MCB は過電流・短絡電流を検知する過電流保護装置で、ELCB は漏電・地絡電流を検知する漏電保護装置として機能が明確に異なります。
B.MCB は漏電時も自動遮断し、ELCB は過負荷電流に対応していない。
✗ 誤りです。MCB は漏電電流に対応していません。漏電時の保護には ELCB が必要で、両者は補完的に使用されます。
C.ELCB は MCB より高速で遮断し、人感度の低下による危険性が低い。
✗ 誤りです。遮断速度の比較は正確ではなく、MCB と ELCB は検知する現象が異なるため、速度の優劣では評価できません。
D.MCB の定格電流は固定値であるが、ELCB の感度電流は可変式が多い。
✗ 誤りです。ELCB の感度電流(例:30mA)は設計時に決定される固定値が主流で、可変式は特殊用途に限定されています。