投資信託応用

ファンドマネージャーが運用方針に基づいて、国内株式の組入比率を60%から70%に引き上げ、債券の組入比率を40%から30%に引き下げた場合、その後の基準価額変動に関する記述として最も適切なものはどれですか?

A.ポートフォリオの構成変更により、基準価額は必ず上昇する。株式の比率を高めることで期待リターンが向上するため
✗ 誤りです。ポートフォリオの構成変更そのものは基準価額を必ず上げるわけではありません。その後の市場動向に左右されます。
B.基準価額の変動は、ポートフォリオ構成の変更そのものではなく、その後の市場動向(株式と債券の価格変動)に依存する。構成変更は期待リターンとリスク水準を高める戦略的変更← 正解
✓ 正解です。構成比の変更は、今後のリターン期待とリスク水準を調整する戦略的決定です。基準価額の実際の変動は、その後の株式と債券の時価変動に基づきます。
C.構成比を変更してもポートフォリオの価値に変化はない。変更前後で時価合計は同じである
✗ 誤りです。変更時点で組入銘柄の時価合計に変化はありませんが、その後の市場動向により基準価額は変動します。
D.株式比率を高めるため、基準価額は下落する。株式はボラティリティが高いため
✗ 誤りです。基準価額が下落するか上昇するかは、その後の株式・債券市場の動向次第であり、構成比の変更自体で決まりません。

この問題のポイント

構成比の変更は、今後のリターン期待とリスク水準を調整する戦略的決定です。基準価額の実際の変動は、その後の株式と債券の時価変動に基づきます。

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