主な医薬品とその作用応用問題

前立腺肥大症を有する患者が、抗コリン成分を含む胃腸薬を服用した場合に最も起こりやすい問題はどれか。

A.胃酸の分泌が過剰に増加し、胃潰瘍を引き起こす
✗ 抗コリン成分は胃酸分泌を抑制する方向に作用し、過剰増加は起こしません。
B.尿道括約筋が弛緩し、尿失禁が生じる
✗ 抗コリン成分は平滑筋を弛緩させますが、尿道括約筋への影響で尿失禁が主問題とはなりません。
C.膀胱の収縮が抑制され、排尿困難が悪化する← 正解
✓ 正解です。抗コリン成分は膀胱平滑筋の収縮を抑制するため、前立腺肥大症患者では排尿困難がさらに悪化するリスクがあります。
D.腸の蠕動運動が亢進し、激しい下痢になる
✗ 抗コリン成分は腸の蠕動運動を抑制するため、下痢ではなく便秘傾向になります。

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