主な医薬品とその作用応用問題
下痢止め(収斂成分配合)を長期間連用した場合、最も懸念される状態として適切なものはどれか。
A.腸内細菌叢のバランスが崩れ、便秘や腸機能低下が起こりやすくなる← 正解
✓ 正解です。止瀉薬の長期連用により腸の自然な運動が妨げられ、腸内環境が乱れ、便秘や腸機能低下を招くことが懸念されます。
B.血中カルシウム濃度が急激に低下する
✗ 収斂成分配合の止瀉薬が血中カルシウムを急激に低下させる根拠はありません。
C.肝臓での薬物代謝が著しく促進される
✗ 止瀉薬の連用が肝臓の薬物代謝を著しく促進するとはいえません。
D.腎臓からのナトリウム排泄が増加し、低ナトリウム血症になる
✗ 収斂成分が腎臓のナトリウム排泄を増加させるという作用は一般的に示されていません。