主な医薬品とその作用応用問題
ステロイド性外皮用薬(副腎皮質ホルモン含有)を同一部位に長期間使用し続けた場合、最も起こりやすい皮膚への影響はどれか。
A.皮膚の色素が増加し、患部が黒ずむ
✗ ステロイド外用薬の長期使用は色素増加よりも色素脱失・萎縮が問題となります。
B.皮膚が萎縮し、毛細血管拡張や皮膚線条などが現れる← 正解
✓ 正解です。ステロイド性外皮用薬の長期・過剰使用により皮膚萎縮、毛細血管拡張(酒さ様皮膚炎)、皮膚線条などの副作用が生じることがあります。
C.皮脂腺の分泌が亢進し、脂漏性皮膚炎を引き起こす
✗ ステロイドは抗炎症・免疫抑制作用を持ち、皮脂腺亢進が主な副作用とはいえません。
D.皮膚の角質層が厚くなり、外部刺激への抵抗力が増す
✗ ステロイド長期使用は角質を厚くするのではなく、皮膚を薄く萎縮させる方向に作用します。