決算整理と財務諸表比較

決算整理における『未払費用』と『前受収益』の最も重要な違いは何か。

A.未払費用は当期の費用として損益計算書に計上され、前受収益も当期の収益として損益計算書に計上される
✗ 誤りです。前受収益は翌期以降に帰属するため当期の収益には計上されず、負債として処理されます。
B.未払費用は貸借対照表の負債として計上され、前受収益は貸借対照表の資産として計上される
✗ 誤りです。前受収益は負債として計上されるものであり、資産ではありません。
C.未払費用は発生した費用の未払部分を負債として計上し、前受収益は翌期以降に帰属する先受収益を負債として計上する← 正解
✓ 正解です。未払費用は当期に発生した費用の未払部分を流動負債として計上し、前受収益は既に受け取ったが翌期以降に帰属する収益を流動負債として計上します。どちらも負債ですが、発生する方向(費用側か収益側か)が異なります。
D.未払費用は現金の支払いが完了した費用であり、前受収益は現金の受け取りがまだの収益である
✗ 誤りです。未払費用は現金の支払いが済んでいない費用であり、前受収益は現金の受け取りが既に完了した収益です。説明が逆になっています。

この問題のポイント

未払費用は当期に発生した費用の未払部分を流動負債として計上し、前受収益は既に受け取ったが翌期以降に帰属する収益を流動負債として計上します。どちらも負債ですが、発生する方向(費用側か収益側か)が異なります。