介護支援分野応用問題
Mさん(76歳)は要介護2の認定を受け、居宅サービスを利用している。Mさんの家族から「本人が最近サービス利用を拒否するようになった」と相談があった。この状況における介護支援専門員の対応として最も適切なものはどれか。
A.家族の意向を最優先とし、Mさんの拒否の意思にかかわらずサービス提供を継続するよう事業者に指示する。
✗ 介護保険サービスの利用は本人の意思を尊重することが原則であり、本人の拒否を無視してサービスを継続させることは不適切です。
B.Mさんのサービス拒否の理由を直接本人から丁寧に聴き取り、その上でケアプランの見直しを検討する。← 正解
✓ 正解です。本人の意思・拒否の背景にある理由を丁寧に把握し、ニーズに合ったケアプランの見直しを行うことが介護支援専門員の適切な対応です。
C.サービス拒否が続く場合は、Mさんとの契約を解除し担当を外れることが適切である。
✗ サービス拒否があったとしても、それだけを理由に担当を外れることは利用者の支援を放棄することになり不適切です。
D.家族からの相談だけを根拠に、直ちに認知症の診断を受けるよう医療機関への受診を強制する。
✗ 受診の強制は本人の権利を侵害する行為であり不適切です。受診の必要性を感じた場合も、本人・家族と十分に話し合った上で検討します。