証券市場の基礎応用
中央銀行が政策金利を引き上げた場合、既に発行されている固定利付債券の価格はどうなると考えられるか。
A.金利が上がるため、既発債の相対的な価値が低下し、価格は下がる← 正解
✓ 正解です。金利上昇時、新規発行債の利回りが高くなるため、既発債の相対的価値が低下し、市場で売却する際には価格が下落します。
B.金利が上がるため、既発債の相対的な価値が上昇し、価格は上がる
✗ 誤りです。金利上昇は既発債の相対的魅力を低下させ、価格下落につながります。価格上昇ではありません。
C.市場金利の変動は既発債の利息額に影響するため、価格は上がる
✗ 誤りです。既発債の利息額(クーポン)は固定であり、市場金利の変動に影響を受けません。
D.政策金利の引き上げは債券市場に直接影響しないため、価格は変わらない
✗ 誤りです。政策金利の引き上げは市場金利全体を押し上げ、債券市場に大きな影響を与えます。
この問題のポイント
金利上昇時、新規発行債の利回りが高くなるため、既発債の相対的価値が低下し、市場で売却する際には価格が下落します。