株式業務応用
ある上場企業が自社株買いプログラムを発表した直後に、その企業の営業利益が前期比で15%低下することが判明しました。この情報が市場に伝わった場合、株価にはどのような影響が予想されますか。
A.営業利益の低下により株価は下落し、自社株買いの効果をも相殺する可能性がある← 正解
✓ 正解です。営業利益の15%低下は企業の収益力低下を示す重要な悪材料です。これは自社株買いによるEPS純機械的な向上効果を上回り、株価を下押しする可能性が高いです。
B.自社株買いによるEPS押上効果により、営業利益低下を補うことができる
✗ 自社株買いはEPSを機械的に改善しますが、実際の営業利益低下という根本的な悪材料を補うことはできません。
C.営業利益の低下は長期的な価値に影響しないため、自社株買いの好材料のみ反映される
✗ 営業利益低下は企業の実質的な価値を反映するため、無視されません。市場は両者の相互作用を総合的に評価します。
D.自社株買いプログラムは株価低下時に実行するため、最終的には株価は上昇する
✗ 自社株買いが自動的に株価を上昇させるわけではなく、企業業績の実態が最優先で評価されます。
この問題のポイント
営業利益の15%低下は企業の収益力低下を示す重要な悪材料です。これは自社株買いによるEPS純機械的な向上効果を上回り、株価を下押しする可能性が高いです。