株式業務応用
成熟産業の企業Xと成長産業の企業Yの株式があります。企業Xはの配当性向が高く、企業Yの配当性向は低いという特性があります。この場合、景気が後退局面に入ったときの各企業の株価の動きで最も考えられるのはどれでしょうか。
A.企業Xと企業Yの株価は同程度に下落する
✗ 産業特性と配当政策の違いにより、景気後退時の影響は異なります。成長企業は景気悪化の影響をより強く受けます。
B.企業Yの株価の下落幅が企業Xより大きくなる傾向がある← 正解
✓ 正解です。景気後退時には成長企業(企業Y)の利益減少予想がより大きく、株価下落幅も大きくなります。一方、配当重視の成熟企業(企業X)は相対的に防御的です。
C.企業Xの株価は上昇し、企業Yの株価は下落する
✗ 景気後退時に企業Xの株価が上昇することはありません。ただし、相対的に下落幅は小さい傾向があります。
D.企業Xの配当利回りが低下し、企業Yの配当利回りが上昇する
✗ 配当利回りの逆数は株価なので、この記述は株価変動の因果関係を誤解しています。株価が下がれば利回りは上がります。
この問題のポイント
景気後退時には成長企業(企業Y)の利益減少予想がより大きく、株価下落幅も大きくなります。一方、配当重視の成熟企業(企業X)は相対的に防御的です。