資金調達と資本構成応用
企業が自己資本比率を30%から40%に高めるため、増資によって資本金を1,000万円増加させた場合、当期純利益が変わらないと仮定するとROE(株主資本利益率)にはどのような影響が生じるか。
A.ROEは確実に上昇する
✗ 誤りです。株主資本が増加して分母が大きくなり、当期純利益が不変であればROEは低下します。
B.ROEは低下する傾向が見られる← 正解
✓ 正解です。ROE=当期純利益÷株主資本で、分子が不変で分母が増加すれば、ROEは低下します。
C.ROEは変わらない
✗ 誤りです。增資により株主資本(分母)が増加するため、ROEは低下します。
D.自己資本比率の変化から影響を判断することはできない
✗ 誤りです。当期純利益が不変という前提では、株主資本の増加がROEに低下をもたらします。
この問題のポイント
ROE=当期純利益÷株主資本で、分子が不変で分母が増加すれば、ROEは低下します。