危険物の性質・火災予防・消火方法比較

ガソリン(第1石油類)とA重油(第3石油類)を比較した場合、ガソリンの最大の火災危険性の特徴として、最も適切なものはどれか。

A.A重油よりも引火点が高いため、常温での火災が起こりやすい
✗ 誤りです。ガソリンの引火点(-43℃程度)はA重油(45℃以上)よりも著しく低いため、むしろ常温で危険です。
B.ガソリンはA重油よりも蒸気圧が高く、常温で多くの可燃性蒸気を発生させるため、着火が容易である← 正解
✓ 正解です。ガソリンはA重油よりも蒸気圧が高く、室温で大量の可燃性蒸気を発生するため、燃焼範囲内の濃度に達しやすく最も危険です。
C.A重油よりも粘度が高いため、容器からの流出速度が速く火災につながりやすい
✗ 誤りです。むしろガソリンはA重油よりも粘度が低く、流動性が高いため流出しやすいです。ただし粘度と火災の直接的関係は薄いです。
D.ガソリンの燃焼下限界はA重油よりも高いため、より低濃度の蒸気でも引火しやすい
✗ 誤りです。ガソリンの燃焼下限界はA重油よりも低い(約1.3%)ため、より低濃度で引火します。

この問題のポイント

ガソリンはA重油よりも蒸気圧が高く、室温で大量の可燃性蒸気を発生するため、燃焼範囲内の濃度に達しやすく最も危険です。

危険物取扱者(乙種第4類) の問題一覧